2012/09/27

氣とは


先日、KIJ認定マクロビオティックインストラクターの野田清美さんをお招きして九星氣学講座を開催いたしました。

大変ご好評いただいたようで、是非また第二弾を開催したいと思っております。

さて、氣とは何でしょうか?
陰陽というのも氣の働きです。

陰と陰、陽と陽では反発する氣が発生し、陽(Na):陰(K)=1:5のときバランスが取れるのです。
石塚左玄はこれに注目し、穀物を中心とした伝統的な日本食が治療に良いとしました。

マクロビオティックの基本食を実践すると、陰性を摂れば心身が陰性になり、陽性を摂ればまた陽性になることを実感できます。
実感すれば誰から教えてもらう事無く陰陽をコントロールし、日々の食事で自在に使うことができるのです。

日々この訓練をすることこそがマクロビオティックなのです。

2012/09/25

マクロビオティック・ヨガ教室集中講座第5期【9/22】

講師:森山 幹麗
ヨガアサナや呼吸法、そして瞑想法の実技では、世界に通用する技術を実践・実行致します。
食養とヨガの大切さを、東洋思想から学びます。
また、季節の変わり目の体調コントロール方法など、ヨガと自然食の密接な関係を解りやすくお伝え致します。

【9月の講座内容】
マクロビオティック・ヨガ式 自己コントロール法&自己管理法
ヨガの実践により日常での時間・健康・感情・お金の安定と向上方法を学ぶ

講師 森山先生

 ヨガの八支則の考え方では、5段階目にあたりプラティヤハラ「自律訓練法」として4段階目までに習得した物事について、さらに「調和・集中」させる能力を養う領域にあります。土台となるヤマ・二ヤマ・アサナ・プラナヤマなどの「心構え、身構え」による食事や呼吸も含めた道徳的、生理的修行から、心理的、精神的啓発法「氣構え」への第一歩となる重要な要素です。
 ヨガや食養の学びを受け同じような話を聞いていても、人それぞれに結果や方向性が違ってくるのは、カルマや経験値や潜在意識の影響があることを悟ることで、自分自身で行う「自己啓発」の行うべき道筋が理解できます。
 身体面での自己コントロールは、無意識の領域を意識的領域(例えば不随意筋を随意筋として動かせる領域を増やすなど)に訓練し、感じる力を高め、姿勢の歪み、ねじれ、偏りなども客観的に観察し調和を心がけます。
精神面では、心や身体の不具合と思えることや当たり前と思って取り組んでいることを、今一度自然体で「断・捨・離」し「無」の状態に戻れるよう常に心がけ、無双原理を活用し仕事・生活・時間など様々な物事に「信じず・疑わず・確かめる」習慣を実践してみましょう。

片鼻呼吸法


木のポーズ
木のポーズでは、呼吸への意識を高めながらバランス感覚を養い、様々な状況に応じた適応能力と許容範囲を広げる方法として、爪先立ちや飛び跳ねる動きも取り入れました。
自分自身で自分に必要なヨガを発見して応用できるよう心がけていただいております。

手もみリラクゼーション


足ふみリラクゼーション
マクロビオティック・ヨガ教室の今回のリラクゼーションタイムは手足の揉みほぐしでした。
ヨガや呼吸法を実践した後に行うペアヒーリングですので、何もせず治療院などでマッサージなどを受けるよりも「もみ返し」が起こらず、ヨガ式マッサージの素晴らしい効能を体験していただけたと
思います。


次回のお知らせ
日 程:10月27日(土)
内 容:食養手当て法・民間療法 身近な食材を利用した手当法を紹介
           しょうがシップ 芋パスタ 梅醤番茶 しょうが油 オイルマッサージなど

全過程(12回)ご出席の方には修了証進呈しております。
次年度へ補講できますので期の途中からご受講も歓迎いたします。
※卒業生はインストラクターとして活躍できます。

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
内容の充実に心がけておりますが、皆様のマクロビオティック・ヨガに期待することやご意見・ご要望を遠慮なくお教え下さい。

ご承諾いただけましたら情報を共有できるよう、こちらのブログでもご紹介させていただきます。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。


2012/09/09

陰陽差


人間の血液はNa:K=1:5であり、同じ割合をもつ玄米が中庸とされています。
この割合が大事で、どちらかが多かったり反対に少なかったりすると心身に異常をきたすのです。

西洋の思想というのは人間と自然を分けて考え、自然災害のような問題に対し自然をいかに変えるかという対策を講じます。
これには分析的な思考が必要であり、それが西洋の科学の進歩につながりました。

東洋の思想では人は自然の一部であり、問題に対しいかに自然に従い対応するかという対策を講じます。

上記の例にも西洋人と東洋人の陰陽差が現れています。

現在領土問題が緊迫しています。
中国人と日本人ではどちらが陽性、陰性でしょう?
北半球においてはより北に住んでいる中国人が陽性、より南に住んでいる日本人が陰性と言えるでしょう。

お互いの陰陽差を認識することで解決の糸口が見つかるのではないでしょうか。

2012/09/07

乗る


陰陽とは生き物であり、その変化のリズムに乗っていくことが必要です。
大乗仏教、小乗仏教というのがありますが、正に単に覚えるだけでなく実感、体感してリズムに乗っていくということでしょう。

陰陽の命の流れに乗っていくことが行であります。
現代も道や行というものはありますが昔とは食べ物が変わり、陰陽のリズムに上手く乗れなくなったから現代人は西洋からの知識に飛びついてしまうのでしょう。

2012/09/04

冷暖自知


陰陽とは、この世の現象ではなく、それを作っている原理であります。
それを科学であらわそうとすると、この世には多くの法則が必要であり、複雑怪奇なものになってしまいます。

科学は横の因果関係、陰陽は縦の因果関係でありますが、桜沢如一は陰陽で科学を表したのですが、このきっかけとなったのが石塚左玄であります。
石塚左玄が陰陽で食を分析した結果、伝統的な日本食がとても良いとの結論に達し、食を正せばあらゆる病気は治るとしました。

その石塚左玄の理論により健康を取り戻した桜沢如一は易を用いて宇宙の秩序を説明しました。
それは知識、覚えるものではなく体感するものです。
冷暖自知、つまり暑さ寒さを知識でなく体感するようなものです。

体感、体得するところから学問が始まるのです。